マケドニア玩具倉庫

無駄遣いをヌタヌタと書き綴ったブログ…

暗黒城の魔術師 

創土社表紙


ゲームブーックというわけで。
またしても玩具じゃありません。

かのドラゴン・ファンタジーの復刻版です。
久々にクリアしましたがやっぱり面白いですね。
今回は本家と同様グレイルクエストとしてお目見えしています

パラグラフ数は159と少なめですがソーサリーなんかに比べて
各項の文章量が多くその分読み物としての面白さはダントツだと思います。

暗黒城がこのシリーズに於いて何より重要なのは
・ドラゴン革の胴着を入手できる唯一の本である
・湖の淑女の幸運の石が無敵すぎる(しかも以降の冒険で使用可)
この二点につきると思います。

ドラゴン革の胴着についてはドラゴンの洞窟、魔界の地下迷宮までのあいだ「1巻の遊んだ人のボーナス」として扱われており、
続刊を遊ぶ時に圧倒的に有利になります。
(七つの奇怪群島では着ていないことが明記されており、魔獣王国の秘剣以降は特に言及されない)

問題は湖の淑女の幸運の石で暗黒城では「この石を持っている間自由にサイコロの目を±3できる。生きていれば以降の冒険にも持って行ける」
となっているのですが…
ドラゴンの洞窟では「一回しか使えない」(創土社版ではさらに「今回は」と付記されている)となっています。

これを踏まえてドラゴンの洞窟をやらずに魔界の地下迷宮へ行くと
無限に使える幸運の石を持って魔界の地下迷宮に望めるという鬼畜も甚だしいことがおきますw

この石がなぜ鬼畜かというと主人公の攻撃は概ね「サイコロ二つふって4以上を出せば命中」という条件なので3プラスできると100%攻撃が命中することになります。
敵の攻撃は概ねサイコロを二個振って7以上が出ると命中という条件なのですが、ダメージの計算はサイコロの出た目-基準値(この場合は6)という式が基本になるため、敵が12を出したときでもサイコロから3引くと
9になりダメージは3となります。

ここで最初のドラゴン革の胴着ですが、これはダメージを4点少なくするという物。
サイコロの最高値12でダメージが3ということは大凡ダメージは0となります。
もちろん、敵も強い武器を持っている場合はこの限りではないのですが…暗黒城ではこっちの攻撃は100%命中。敵の攻撃は基本的にダメージ0という大凡鬼畜なバランスが誕生するのです。

それに気付いてドラゴンの洞窟では幸運の石の使用を1回に限ったのでしょうが…
残念なことに魔界の地下迷宮にはその言及がないため、ドラゴンの洞窟を買わなかった場合、記述を信じてプレイするとありえないぐらい魔界の地下迷宮は簡単になりますw
まぁそう言う意味で暗黒城は重要なのです。

実は、シリーズ第八作ゾンビ塔の秘宝にて第一作のボス魔術師アンサロムに呪いをかけられたとか何年も前に主人公が倒したとかいう話題が出てくるので、シリーズを最後までやる場合はやはりここから始めるのが良いというのもあるのですが。

ともかく項目数が1000もあるようなものだと尻込みしたり疲れて辞めたりということがあっても159ぐらいですと2~3日で読み終わるので入門編としては非常によいと思います。

そしてこれを入門編にすると他のゲームブックは物足りないことに後で気付くでしょう。
フラグの多さと難解さに頼らず、文章と仕掛けの面白さがゲームブックの重要なファクターであることに気付く事が出来る数少ないゲームブックですので……。
[ 2007/02/10 03:47 ] ゲームブック | TB(1) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://minerba.blog92.fc2.com/tb.php/2-dc0790bc

グレイルクエスト『グレイルクエスト』(''Grailquest'')は、アイルランドの作家J・H・ブレナンによるゲームブックのシリーズ。1984年-1987年に発行され、全8巻に及ぶ。日本では二見書房より、『ドラゴン・ファンタジー』シリーズとして1985年-1987年に発行されている。また
備忘録
管理人の更新するまでもないメモ書きです。

○サンマルコ ☆エル・グランデ ☆ハチエンダ ○ニュー・エントデッカー ○レーベンヘルツ △ドージェ ☆アベ・カエサル
再生産アンケート
amazonランダムアフィリエイト

ブロとも申請フォーム